英国Glasgow大学のPeterHanlon氏らは、2型糖尿病患者の年齢と性別によって、治療に用いる血糖降下薬の有効性に違いがあるかを調べたところ、主要心血管イベント(MACEs)を減らす効果は、SGLT2阻害薬は高齢患者の方が大きく、GLP-1受 ...
本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。2月10~16日に最もツイート数が多かったのは、JAMAPsychiatry誌の論文「Once-WeeklySemaglutideinAdultsWithAlcoholUseDisorder:ARandomizedCli… ...
皆さん、こんにちは。様々な理由で患者に在宅医療をお勧めする場面がありますよね。そのとき、患者や家族から難色を示されたことはありませんか?先日、私は外来で田中さん(72歳男性)と今後について話し合いました。田中さんは肺癌に対する積極的な抗癌薬治療を終え、緩和ケア外来に通院しています。… ...
医療機関にやって来る患者の中には、不安や緊張感が引き金となり、怒りの感情を医療者にぶつける人も少なくない。こうした怒りに対して、「自分が悪かったのだ」と自責したり、反対に患者に言い返したりすると、かえって患者の怒りを増幅させ、収拾がつかなくなるケースもある。一方、「怒りに対処する… ...
冬の救急外来は慌ただしい。インフルエンザをはじめとした感冒症状や、転倒・交通事故などによる外傷など、多種多様な患者を診ることになるからだ。待合室には診察を待つ患者があふれ、医師や看護師は対応に追われる。そんな様子を横目に、私は整形外科に診療情報提供書(紹介状)を書くことになった。… ...
急性期入院医療を評価した診療報酬項目の「急性期一般入院料」。これまで多くの病院が、その最上位ランクである「急性期一般入院料1」(以下、急性期1)の算定を目指してきました。2024年度診療報酬改定では、この急性期1の施設基準が厳格化。要件を満たせなくなり、急性期一般入院料2(急性期2)など… ...
在宅での服薬指導は、患者さんの生活背景を目の当たりにできる貴重な機会です。ある日、90代の男性Oさんのご自宅に薬を届けに行ったところ、これまではほとんどなかった飲み残しの薬が、2~3日分あることに気づきました。もともと認知機能が低下傾向にあったため、日付と用法を印字して一包化していま… ...
医療機関内で患者や侵入者による暴力などの脅威が発生したことを知らせる院内緊急コール体制。一般的に「コードホワイト」や「ホワイトコール」(施設によってはレッドコール、コードブラックなども)などと呼ばれ、院内放送でこれが鳴ると警備員や手の空いた職員がその場に迅速に駆け付け、トラブル対… ...
2025年4月から、東京都が全国に先駆けて防止条例を施行するなど、社会課題として認識されつつあるカスタマーハラスメント。医療機関においても、患者による著しい迷惑行為、いわゆる「ペイシェントハラスメント(ペイハラ)」がかねて問題視されているが、応召義務との兼ね合いで対応に苦慮する医師は ...
カナダAlberta小児病院のJessicaK.E.Dunn氏らは、オンタリオ州で生まれた新生児を対象にした先天性サイトメガロウイルス(cCMV)感染症のスクリーニングプログラムの開始から4年間に得られたデータを分析して、有病率は予測より低かったが、感音難聴対策として有意義だったと報告した。結果は2025年1月 ...
広島県出身で30歳代女性のA子は、毎年実家から送られてくるカキが冬の楽しみの一つだ。だが、夕食にカキフライを食べた深夜、ひどい腹痛と下痢、吐き気が生じた。フライに火があまり通っていなかったことによる食中毒を疑い、その日は自宅で安静にしていた。後日、A子は実家に帰省し、生カキを食べたと… ...
今回は、看護学生時代に実習グループが同じで、共に励まし合いながら学業を頑張り、以来親しく関わってきた友人と縁を切りたくなったナースの話です。平日の昼前、高岡いずみさん(28歳、仮名)と宮田美登利さん(51歳、仮名)が、甘味処の客席で向かい合って座っています。