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富山第一の松井璃柘(りつ)選手(3年)は、ベンチから積極的に声をかけ、チームの雰囲気づくりをまかされている。「まだいけるぞ」「つなげ」と、味方の反撃を待った。しかし、1―6。第1シードの敗退が決まった。「悔しい」と涙を浮かべた。
七回に北垣賢高監督から一度代打を告げられたが、結局呼ばれなかった。だから九回表に逆転されたとき、次に代打の可能性がある打順を計算した。「2死満塁で、絶対おれやな」。 打った球はあまり覚えていない。「たぶん、真ん中寄りの直球」。打球は三塁線に転がり、「三塁手に捕られた」と思った。ただ一塁に走っている途中で、球場内で大きな歓声が上がった。
申告敬遠の判断は正しかったのかもしれない。ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地でのツインズ戦で9回2死に一塁が埋まっていながらも申告敬遠を受けた。このツインズ側の采配が物議を醸したが、実は今季これまで大谷は9回に無類の強さを発揮していた。